映画「JACO」
2016-12-16-Fri 01:08

会社からママチャリ漕いで20分。
12/14(水)、栄のちょっと南の矢場町に映画「JACO」を観にいってきました。

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矢場町のPARCOの8F

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センチュリーシネマってマイナーな映画をやってる小さな映画館です。

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この映画館の隣はクラブ・クアトロってライブハウスでした。
昔、心斎橋のPARCOにもクラブ・クアトロが入ってましたが、心斎橋のPARCOはなくなって、今はH&Mのビルになっちゃいました。
今、大阪のクアトロは梅田にあるみたいです。

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で、映画ですけど、ビデオやYouTubeで見たことのある映像もたくさんありましたが、当然、見たことのない映像もたくさんあり、それらを一連の映画としてじっくり大きな(そんな大きくもないけど)スクリーンでじっくり見れたんはよかったです。
映画館は映像や物語に集中できるからいいですね。だからなくならないんやなぁ・・・。

JACOの奥さんや、息子さん娘さんを初めて見ました。
結構、子煩悩なところもある人だったようで、破滅型の人生を歩んだ天才というイメージとはまた違った側面が見れてなんかちょっとホッとしました。

JACOは1987年にたった35歳の若さで逝ってしまったんですが、その晩年の生活はかなり悲惨でNYで路上生活をしてたようです。
天才ベーシストと騒がれ、そのプレッシャーから双極性障害 (躁鬱病)に陥り、そこにドラッグや酒が加わって更に状況を悪化させるという悪循環。
私が学生の時、来日し大阪に来た際、ベースを大阪城の堀に投げ込んだとか、いろんな奇行が報道されてました。
なので、JACOといえば、のってる時の演奏は超絶的に凄いけど、いつもラリってて、奇行ばかりしているという印象がつきまとってました。
でも、もとはそんな人ではなくて、周りのメンバーがやっててもドラッグや酒には一切手を出さず、ツアー稼いだ金はほとんど家族に送り、ツアーで家族と離れるのを辛がるような、かなり家庭的な人だったようです。
ただ、やっぱり天才肌ですし、双極性障害を発症するような気質を持った人ですから、歯車が狂いだすとどんどん負のスパイラルに入ってしまい、奇行で業界から干されて、路上生活や精神病院への入院といったところまで転落していったようです。

で、JACOの最期はこんな悲しいものでした。(by Wiki)
1987年9月11日、地元フォートローダーデールに来ていたサンタナのライブに無許可で飛び入りしようとしたところ、警備員に取り押さえられ、会場から追い出されてしまった。翌日未明、「ミッドナイト・ボトルクラブ」という店に泥酔している状態で入ろうとしたところ、空手技能を持ち合わせたガードマンと乱闘になる。乱闘の際、コンクリートに頭部を強打、脳挫傷による意識不明の重体に陥ってしまった。
病室では昏睡状態が続いて一向に意識回復などの兆しがみられず、植物状態としてかろうじて心臓だけは動き続けていた。親族による話し合いの末、ジャコの父親であるジャックにより人工呼吸器が外され、1987年9月21日、21時25分、親族と病院関係者らが見守る中、永眠。彼の生まれ故郷であるフロリダの地で35年9か月あまりの生涯を閉じた。

天才だったのに破滅型の人生。というか天才だったから破滅型の人生なのかもしれません。

ただ、救われたのは、JACOの子供たちは彼のことを父親として、ミュージシャンとして尊敬していたということ。
晩年は確かにめちゃくちゃな人生でしたが、子供たちの幼少期は本当に良き父親だったんだろうなぁと思います。
子供たちと一緒に楽しそうに遊ぶ映像がとても印象的でした。


ということで、最後にJACOの演奏をば。

JACO作曲の「Liberty City」 ビッグバンドの曲です。




デビューアルバムから「Donna Lee」 チャーリー・パーカーの名曲です。
この演奏で、皆の度肝を抜いた訳です。




しかし、もうちょっと良い状態で、もうちょっと生きて、素晴らしい演奏を聴かせてほしかったなぁ・・・。


帰りの夜の矢場町も結構ピカピカしてました。

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彼を愛する人がいるから映画が出来た

う~ん、なんというか痛いですね。
JACOという文字には何となく記憶にあるのですが、演奏も生涯も知りませんでした。
天才を枠にはめてはいけないのかもですね。自由にさせてあげれば、そりゃ時にはおかしな事するかもしれませんが、案外すんなりの人生を送れたかも知れませんね。
子供にはそんなにもいい父親だったんですものね。
きっとお子さんと遊んでいるときと演奏しているときが自分だったのでしょうね。

最近、topcymさんは映画をよく観られていますね。どの映画もなかなかコアで小劇場向きで、topcymさんらしい選択と思っています。

RE:彼を愛する人がいるから映画が出来た

nikkokisugeさん、こんばんは。
ジャコ・パストリアスってちょっとテクニカルな音楽を聴いたり演奏したりする人で、私の年齢の前後10年ぐらいに属する人にはかなり有名なミュージシャンです。
エレクトリック・ベースの可能性を大幅に広げた人です。
で、昔のミュージシャンによくある、ドラッグと酒で破滅というパターンを辿ってしまい・・・。
元はそんな人でなかったので、やっぱり残念です。
おっしゃる通り、多くの人に愛されていたミュージシャンやと思います。
天才は早死にするのか?
早死にするから神格化されるのか?
ジミヘンも、オーティス・レディングも、サム・クックも、チャーリー・パーカーも・・・。
ここ数か月、観たい映画が立て続けにあり、それがまた小劇場でしかやっておらず・・・。
プロフィール

topcym

Author:topcym
1965(S40)年11月、大阪府吹田市の生まれ。現在は大阪府交野市に住む、中年サラリーマンのおっさんです。
趣味は、自転車とドラム。
自転車は「メタボやし、ちょっとは体を動かさんといかんなぁ」という一応、健康目的から2005年10月にクロスバイクを購入し、2009年06月にやっとこさロードバイクを購入しました。
ドラムは高校ぐらいから始めてるんでキャリアは長いですが、実力が全くついて来ずといった状況で現在に至っています。
ということで、趣味の自転車とかドラム(音楽)とかを中心にしながらも、特にそれらに拘らず、適当に思いついたことを書いていこうと思います。

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