スイングジャーナル青春録・大阪編
2016-07-16-Sat 12:28

スイングジャーナルの編集長だった山中康樹って人の「スイングジャーナル青春録・大阪編」って本をかなり前に読了しました。

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で、少しこの本の感想をば。

この人、堺の上野芝出身なので私が通ってた大学から近いこともあり一瞬ちょっと親近感湧きました。
本の中で「LPコーナー」とか「ワルツ堂」とか心斎橋の「三木楽器」「ヤマハ」とか「ヨシムラレコード」とか、関西で音楽やってる人ならよう知ってる場所も出てきて、地元感があってよかったです。あと「プガジャ」とかも懐かしかったです。

ただ、この人の音楽の聴き方はなんかようわかりませんでした。
この人は楽器は演奏しはらへんようで、聴き方が徹底したリスナー目線っていうんでしょうか。

ビートルズ、ビーチボーイズを偏愛し、その後ジャズに移行しマイルスが最高って感じになっていく訳です。
テンションや緊張感の無い音楽は聴くに値しないっていう風に読めてしまいます。
そりゃマイスルは凄いですけど、私の中では、いろいろいるミュージシャンのうちの一人って感じです。
トミフラとかのゆったりしたピアノとか、ゲッツのサブトーンのボサノバサックスとかもゆるくてええじゃないですか。
テンションの高い音楽ばっかり聴いたらしんどいですやんか。

この本の冒頭は「ビッチェズ・ブリュー」が凄いってところから始まるんですが、私、この「ビッチェズ・ブリュー」ってアルバム持ってますけど、全編続けてよう聴きません。
はっきり言って何がええんかようわかりません。聴いててめっちゃ疲れます。
私は電化したマイルスは基本的にアカンのです。電化前の「フォア&モア」でも鋭角的過ぎてちょっとしんどいぐらいです。
コルトレーンでも「至上の愛」とかテンション高すぎてアカンのです。
そもそもこの「至上の愛」ってタイトルが仰々しくて既にもうあきません。

で、結局、楽器を演奏せえへん評論家が音楽を一生懸命分析的に聴いてるって印象を受けました。
楽器を演奏する人がテクニックを分析するような聴き方をしますが、それとは明らかに違う妙な聴き方。
もっとリラックスして聴きゃええのにって思いましたです。
そういうたら「ウェザー・リポート」も好きそうな感じで書いてありました。
その時代の先端を走ってる緊張感の高い音楽がお好きな感じです。
私もそういう音楽も聴きますが、そういうのばっかり聴いたらもうくたくたになってしまいます。

趣味の音楽を聴くのに、もの凄いエネルギーを投入し続けるってのは私にはできないなぁって思いました。
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同感です

私もマイルスは苦手です。これを口にすると「こいつ、ジャズ、わかってへんな」と馬鹿にされそうで(事実そんなに詳しくありませんが)、言ったこと無いです。以前、ジャズ好きな長男に言ったら、フン!とされました。 生意気な長男じゃ。
ピアノの山下さん、当時タモリとの会話で面白いので、合間の会話も期待し高校生の長男を連れてライブハウスに行きましたが、ひたすらピアノを叩く、疲れましたです。聴いていても苦行に近かったです。ライブハウスなので、もう少しルーズでもいいのではないかと。

<コルトレーンでも「至上の愛」とかテンション高すぎてアカンのです。
そもそもこの「至上の愛」ってタイトルが仰々しくて既にもうあきません。
あっはははは、どんな「愛」やねんって感じですものね。私もコルトレーンはちょっと苦手。
じゃぁ、誰が好きなの? って話ですが、小難しくなくノリの良いスイングジャズならみんな好き。

No title

私も楽器を演奏せえへんリスナーなので(笑)
評論家寄りになってるとは思いますし、音楽鑑賞ということになると
オーディオ専用室で体調と氣合いを整えて聴くとの姿勢が基本で
ミュージックが日常とは言えません
マイルスは私なんかがどうこう云える存在ではないと思いますが
クラシック音楽を聴いててジャズに入りましたので
自ずと中山氏的批評とは見解が異なります
ビッチェズはまだしもゲットアップウィズなんか何が良いか?て感じデスね(^^;;
あとコルトレーンについてはそもそも精神的緊張を聴くわけですが、仰られる後期の至上なんかは
その精神性が足りてないという立場です

RE:同感です

nikkokisugeさん、こんにちは。
以前にも書きましたが、私、フリージャズ的なアプローチのジャズは全然アカンのです。
なので、山下洋輔も全然あきません。
エッセイは好きでしたが・・・。
ジャズでもいわゆるジャズ的な形の中に納まってないと、よう聴かんというか・・・。
そういう意味では了見の狭い男なんです、アタクシ。
私が音楽に求めるものは、心地良さとか気持ち良いグルーヴとかで、若干の緊張ならいいですが過剰な緊張はしんどい訳です。
マイルスもコルトレーンも好きなアルバムはたくさんありますが、どちらも後期のある方向に過剰にいっちゃった感じになってからは、しんどくて且つ理解できなくて、よう聴きません。
尚、マイルスについては、暗くて陰鬱だから嫌いっていう意見を結構耳にしますです。

topcym>ゴロゴロさん

ゴロゴロさん、こんにちは。
楽器を演奏せえへん方の聴き方とは全然違うんでしょうね。
音楽の聴き方は人それぞれですし、どういう聴き方が正しいなんてありませんものね。
>オーディオ専用室で体調と氣合いを整えて聴くとの姿勢が基本で
>ミュージックが日常とは言えません
凄いですねぇ。
私なんて車で聴くか、PCで聴くか、iPhoneで聴くかぐらいしかありませんわ。
スタジオに入って、iPhoneで課題曲を聴きながらドラムの個人練習とか・・・。
楽器を演奏せえへん方の聴き方とはもう全然違ってると思います。
まあ、そもそもの志向が私の場合お手軽志向ってのもありますけど・・・。
で、私、いわゆるブルースって音楽も好きなのですが、ブルースって基本12小節のブルース進行の中で演奏されるもの凄く型にはまった音楽ですけど、ご存知のとおりジャズでもこのブルース進行の曲はいっぱいありますし、ロックでもいっぱいあります。
こういう一定の型にはまってるというのは当然制約も多いですが、凄く安心感がありますし、知らない人とセッションとかするのには凄くやりやすいんですね。
何と言いますか、共通言語的な部分をたくさん含んでいる音楽って感じです。
まあ、こんな感じで、基本、音楽を演奏する立場から音楽を聴いていることが多く、楽器を演奏しない方とはおのずと聴き方が変わってくるのかなぁって思っております。
>コルトレーンについてはそもそも精神的緊張を聴くわけですが
私なんかはその精神的緊張にもう全く耐えられない訳です。
ドラムをやってて気持ちよくグルーヴする演奏とかを求めているので、ある意味精神的緊張からは対極にあったりするような感じだったりします。

No title

早速の返信ありがとうございます^ - ^

そうですね、聴き方は人それぞれですね
私が強調したかったのは評論家的、文学的聴き方の中の話で
中山て人が胡散臭いなあという正直な気持ちデス
wikiで情報再確認して顔写真みたら案の定、近づきたくないタイプでした

クラシック音楽でも評論家はいろいろで
その文章読んでるだけで軽蔑しまくりたくなる人もいます

あとウェザーリポートはリアルでコンサート行ったり気に入ってましたけど、時代の最先端音楽ていう感じでは聴いてなかったですね
まあまあカッコいいけども基本楽しい電気系ジャズミュージックとして愛好してました

topcym>ゴロゴロさん

ゴロゴロさん、こんばんは。
評論ってのもなかなか難しく且つ微妙な仕事ですよね。
私には絶対できない仕事です。
で、文章ってのは人となりが出ますもんね。
受け入れがたい文章を書く人がたまにいたりします。
サビヌルって「Mercy, Mercy, Mercy」を書いた人ですから、ファンキーなところもある人ですよね。
そういうたら、ザビヌルもショーターもマイルスのところにおったんですね。
プロフィール

topcym

Author:topcym
1965(S40)年11月、大阪府吹田市の生まれ。現在は大阪府交野市に住む、中年サラリーマンのおっさんです。
趣味は、自転車とドラム。
自転車は「メタボやし、ちょっとは体を動かさんといかんなぁ」という一応、健康目的から2005年10月にクロスバイクを購入し、2009年06月にやっとこさロードバイクを購入しました。
ドラムは高校ぐらいから始めてるんでキャリアは長いですが、実力が全くついて来ずといった状況で現在に至っています。
ということで、趣味の自転車とかドラム(音楽)とかを中心にしながらも、特にそれらに拘らず、適当に思いついたことを書いていこうと思います。

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