「疑惑のチャンピオン」(原題:The Program)を観てきました
2016-07-06-Wed 01:04

7/3(日)、「疑惑のチャンピオン」(原題:The Program)を観てきました。
映画館で映画を観るなんて何年ぶりでしょうか。

関西では8館でしかやってなくて、一番行きやすい京都の映画館へ。

まずは京阪電車で三条まで。
三条大橋から南を望む。
この日は暑かったぁ。もう夏モード。

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新京極の

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このシネコン。京都市内のシネコンって初めて来ました。

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映画のポスター

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予想通りというか、140席ぐらいのところに20人ぐらいしか入ってなくてガラガラ。
ロードレースって日本での人気はまだまだやし、題材がドーピングスキャンダルとかなり重たいし、まあ、しゃあないですわね。
しかし、この状態は興行的にどうなのかと・・・。

では、ちょっと映画の説明をば・・・。
25歳で精巣癌に罹患し、その癌は肺、脳にも転移。しかし、そこから奇跡的に復活し、1999年~2005年にツール・ド・フランスを7連覇。その後、ドーピング疑惑を認めてその優勝が全て剥奪され、自転車競技界から永久追放されたランス・アームストロングって人のドキュメンタリー的な映画です。

ランス・アームストロングのこととか、ツール・ド・フランスのこととかある程度わかってないと見てもイマイチぴんとこない映画かもしれません。
でも、知ってる人にはそれなりに面白い映画やと思います。
まあ、事実を再確認するって感じかもしれませんが・・・。

私は彼がツールを7連覇した頃はロード-レースなんて全く見ておらず、彼が一旦引退後に現役復帰してアスタナってチームに所属していたころからその走りを見るようになりました。
なので彼の全盛期はリアルでは見てないですし、その当時、彼がどのように見られていたかもようわかりません。
ということで、私はツール・ド・フランス7連覇の感動とはほぼ無縁ですし、彼は私の中では「超人的ヒーロー」って感じでもありません。
彼の著書「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」を読んで、この人には全然感情移入でけへんなぁとは思ってましたし、なんちゅうか私的には違和感満載の本でした。
この本を読んだときの感想はここに書いてます。
また、Amazonのカスタマーレビューも参考になると思います。

原題のThe Programってのはドーピング・プログラムのことで、彼を中心にUSポスタルがチームぐるみでどんな風にドーピングをやってたかとかが描かれてます。
で、彼のチームメイトで強力且つ献身的なアシスト役だったフロイド・ランディスについては気の毒やなぁって思いましたし、そういう描かれ方をしてます。
この人、ランス引退直後の2006年のツールにおいてフォナックっていう現在のBMCの前身みたいなチームのエースとして優勝してるんですが、優勝した後の尿検査でドーピングが発覚しすぐに優勝を剥奪されてます。
当然、出場停止処分が課されて、その後競技に復帰しようとする際に、ランスの所属するチームに加入させてくれとお願いするんですが、ランスから「君はドーピングの前科があるから一緒に走ることはできない」って断られるんです。
そういう状況の中、ランディスは「ドーピングしまくりのランスが処分も受けずにのうのうと競技を続け、なんでワシだけドーピングでこういう目にあわんとイカンのや」ってな感じになって、USポスタル時代のドーピングについて洗いざらいぶちまけちゃったんですね。
このランディスのぶちまけ証言や、ランスの周りにいたいろんな人の証言や、マスコミ関係者の追及なんかもあって、ランスのドーピングが明るみになっていった訳です。

まあ、いずれにしましても、大体の内容は知ってましたが、私的にはなかなか面白い映画でした。
ランスをどう評価するかはその人の価値観によってさまざまだと思いますが、私は彼のことを好意的に見ることはちょっと難しいです。

そういうたら、ダスティン・ホフマンが出ててちょっと驚きました。

更にそういうたらツール、開幕したんですね。そういうタイミングにあわせてこの映画も封切りされたんでしょうね。

一応、YouTubeにアップされてるこの映画のさわりの動画を貼っておきます。




映画の後、鴨川沿いに七条まで歩いたんですが、このペンギン的な色合いの鳥が片脚でずーっと立ってはりました。
Facebookでこの鳥は何て鳥?って尋ねたら、鳥に詳しい大学の軽音の先輩から「ゴイサギ」との回答あり。
変な名前やなぁって思って、Wiki先生で調べてみたら、「『平家物語』(巻第五 朝敵揃)の作中において、醍醐天皇の宣旨に従い捕らえられたため正五位を与えられたという故事が和名の由来になっている」とのこと。
だからゴイ(五位)サギなんですねぇ。ヘー。

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ドーピング

何も知らない若い有望な選手が居て、そこにいろんな思惑が忍び寄って・・・。
ドーピングは選手一人では出来ない事だと思います。
選手の欲望と、科学者の欲望が合致した時に始まるんでしょうね。

自転車競技はドーピング問題の深い競技です。

昨今のロシアのオリンピック選手の失格問題。ロシアはかなり前から、いろんな競技でドーピング疑惑の多い国ですからね。

ドイツもかつてそうでしたし。(東ドイツから流入したともいわれていますが)
自転車競技がドーピング汚染され、ツール・ド・フランスのTV 中継も一時は放送禁止になっていたそうです。

ウチの長男が高校で、ラグビーをやり初めまして、プロテインなど飲み始めたのを見て驚いたことを思い出します。
今年、日本では、サイクリストには身近な、梅丹本舗の梅肉エキスのサプリメントに、僅かですが、禁止薬物が含まれていたと騒ぎになりました。

昨今はスポーツ選手がサプリメントを使用するのは常識ですし、サプリメントとドーピング禁止薬物との間に、似て近い物質もあるようです。

テニスのシャラポワみたいに、昨年までは使ってよかったけど、今年は禁止になったなどと言うものもあるようですが、あれはサプリメントの類ではありませんね。
ロシアでは、専門の医師や科学者がルールすれすれの物質を選手に進めているとしか思えません。

日本でもオリンピック候補などのトップ選手が国立の選手育成施設で囲われて練習しているのをTVで見ますが、密室の中で、そういう事が行われていないことを祈ります。


RE:ドーピング

ひろべぇさん、こんばんは。
ドーピングに至る経緯は様々なんでしょうね。
旧東独みたいに国家から強要されるケースもあるでしょうし、勝ちたいという思いから自ら積極的に関わっていくケースもあるのかなと思います。
映画を見る限りランスは後者のケースのようです。
そもそもアスリートって勝負にこだわる人が多いはずですから、ドーピングにはまってしまう可能性は誰にだってあるように思います。
自らドーピングに手を染める人の場合、ドーピングが発覚した場合のリスク(選手生命が終わってしまうぐらい大きなリスクですけど)と、勝ちたいという欲求を天秤にかけて、後者を取ってしまう人ってことなんだと思います。
ドーピングに手を染めると、それが発覚しないようにいろんな措置を講ずる必要が出てきます。
ランスの場合、ドーピングの証拠などを隠すための恐喝や買収もやっていたようです。
こういうところにその人の人間性が強く出てくるのではないかと思います。
ランスはUCIとのもたれ合いの構造の中で力を持ちすぎて王様になっちゃったのかなぁ。
また、王様になりたいタイプの人なんだろうなぁ。
権力というか単に力というか、彼にとってはそういうものが非常に大切で、それを保証するのがお金であったり、社会的ステータスであったりするのかなぁと。
彼はドーピングはそんなに悪いことだとは思っていないのではないかと推察します。
勝つための手段であって、それを上手く利用できない奴はダメな奴ぐらいの思いではないかと。
ドーピングを告白したインタビューでの「人より有利になろうとすることが誰かを騙すことだとは思わない」といった発言がそのあたりを象徴しているように思えます。

No title

『「ただマイヨ・ジョーヌのためだけでなく」を読みました。』を読みました
そうですね、私は本は読んでないですけどお気持ちわかります
超一流のスポーツ選手は何が何でも勝つとの思いが異常なんですね
で、身近な人間はえらい迷惑すると^_^;
マイケル・ジョーダンのことはすぐ連想しましたが、やはり書かれてましたね
感情移入できるかは人となりというか生まれ育ちが大きく影響するのでしょうか
ジョーダンなんて典型的異常気質競技者ですが友達は多いし
人柄みても未だに私は大好きです
子供時代に伸び伸び育ってるのがいいんでしょうね

topcym>ゴロゴロさん

ゴロゴロさん、こんばんは。
何が何でも勝つって思いがないと、一流アスリートにはなれないような気はしますよね。
勝つためには周りの人を巻き込んでも平気ってぐらいの感じじゃないと・・・。
周りの人は結構迷惑だったりするようにも思いますが・・・。
マイケル・ジョーダンはランスとは人間的にかなり違うような気がしていて、ずっとおおらかな印象があります。
ランスの場合は母子家庭で育ち、母親へのものすごく強い偏愛があって、感情的な部分でかなり歪な印象を受ける人です。
このあたりが、彼の人格形成に強く影響しているように思います。
この人はとにかく上と下のギャップが大きすぎる人生だと思います。
プロフィール

topcym

Author:topcym
1965(S40)年11月、大阪府吹田市の生まれ。現在は大阪府交野市に住む、中年サラリーマンのおっさんです。
趣味は、自転車とドラム。
自転車は「メタボやし、ちょっとは体を動かさんといかんなぁ」という一応、健康目的から2005年10月にクロスバイクを購入し、2009年06月にやっとこさロードバイクを購入しました。
ドラムは高校ぐらいから始めてるんでキャリアは長いですが、実力が全くついて来ずといった状況で現在に至っています。
ということで、趣味の自転車とかドラム(音楽)とかを中心にしながらも、特にそれらに拘らず、適当に思いついたことを書いていこうと思います。

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