「禅-心をかたちに-」展
2016-04-26-Tue 00:50

4/24(日)、昼食に家族でバイキング系の店に行って食い過ぎたんで、散歩がてらに京都国立博物館の「禅-心をかたちに-」展ってのに行ってきました。

以下、この特別展の説明です。
「およそ1500年前、菩提達磨(ぼだいだるま)によってインドから中国へ伝えられたとされる禅宗は、その一派である臨済宗・黄檗宗の宗祖、臨済義玄(りんざいぎげん)(?~866)によって広がり、我が国には鎌倉時代にもたらされました。武家のみならず、天皇家や公家、さらには民衆にまで広く流布し、日本の社会と文化に大きな影響を与えました。最近では欧米の人々の中にも「ZEN」の思想が広がっています。
 特定の経典を持たない禅宗では、その教えは言葉や文字によらず、師の心から弟子の心へと、以心伝心で受け継がれてきました。その修業は坐禅を中心に置かれますが、日常生活の行いやふるまいすべてが修行の一環として重視され、禅問答を通じた師と弟子の心の交流を経て、悟りの境地へと至ります。
 本展は、臨済義玄の没後1150年、さらに日本における臨済宗中興の祖である白隠慧鶴(はくいんえかく)(1686~1768)の没後250年の遠諱を記念して開催します。臨済・黄檗両宗15派の全面的な協力のもと、禅僧の肖像画や仏像、書画、工芸などを一堂に集め、国宝19件、重要文化財103件を含む226件の名宝の数々で展観します。禅の真髄に触れる貴重な機会となるでしょう」

京都国立博物館って建物がかっちょいい。

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狩野山楽による京都・妙心寺の「龍虎図屏風」の虎の方。

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伊藤若冲による京都・鹿苑寺(金閣寺)の「竹図襖」。
今年は伊藤若冲の生誕300年ってことでテレビなんかでも特集が組まれてて、その異常なまでに緻密な技法に注目が集まってますが、この竹みたいに極めてシンプルな絵もあるんですね。
伊藤若冲が京都・錦市場の八百屋の出っていうのに妙に親近感がわきます。

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こっちは白隠慧鶴による大分・萬壽寺の「達磨像」

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臨済宗と黄檗宗に関連する絵画や書がたくさん展示されてました。
※曹洞宗系はほとんどなし。

禅宗の高僧が椅子に座っててその前に脱いだ靴が置いてあるって掛軸がやたらめったら展示されてました。
こういう禅僧の肖像画を頂相(ちんぞう/ちんそう/ちょうそう)って言うそうです。
以下、Wiki先生より。
「禅宗では言葉や仏典に拠らず、人と人との交流の中で直感的に悟りに至ることを重視しており、師匠の人格そのものが仏法として尊ばれ、弟子は師との厳しい精神的な修練を通じて悟りに至ると考えられた。そして、師の僧が弟子の僧侶に対して、法を正しく嗣いだことを示す印可状の一部として自賛の肖像を与え、弟子はそれを師そのものとして崇め、大切にしたことから、禅宗の普及と共に多く描かれた」
なので、こういう肖像画がいっぱい存在するんですね。

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一旦、展示スペースの外に出て、旧館を望む。

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新館はとってもモダンな建物です。

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こういうモニタで解説なんかを読めるスペースもあります。

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尾形光琳の虎の絵をモチーフにしたマスコット「トラりん」がうろついてました。

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昨年の11月に「琳派」を見に来た時はもの凄い人出でしたが、今回は空いていてゆっくり見ることができました。
京都国立博物館は建物も新しくてカッチョええですし、館内の展示も照明がかなり暗くしてあって落ち着いて見れますし、展示物の量も多くて凄く充実してます。
落ち着いてガッツリ鑑賞するにはとてもいいところだと思います。


帰りは七条から四条まで高瀬川沿いの木屋町通りを北上。

高瀬川って浅い川なんですけど、周りの雰囲気とあいまって独特の風情があります。

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こんな銭湯があったり、

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メニューに水タバコとかあったりするこんな多国籍創作料理屋があったり、

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本家三友っていう唐破風のある大きなお茶屋の残骸?みたいなのがあったり、

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鶴清(つるせ)っていう老舗の料理屋&旅館があったり、

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アジェっていうホルモン屋があったり、

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怪しげな細い階段の上に店があったり、

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古いものや昭和なものや比較的新しいものなどが交じり合って独特の雰囲気です。

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鴨川では5月のオープンに向けて川床の準備が進んでいました。

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京阪・祇園四条駅の前では、三味線を弾いてはる人がいました。

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午後から思いつきで動いた割には、結構面白い一日でした。

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高瀬川がいい雰囲気

伊藤若冲の竹、ユーモラスで若冲らしさが感じられますね。竹は大体にまっすぐですがちょっと曲がったりして。
白隠慧鶴は禅僧にして布教のために絵を描いたそうですが、個性豊かな絵ですね。
良い展覧会を見られましたね。
淋派の展覧会に比べると地味だから、人気無いのですかね。日曜日なのにガラガラ。でもその分ゆっくり見られて良かったですね。

RE:高瀬川がいい雰囲気

nikkokisugeさん、こんばんは。
伊藤若冲って人は凄い絵師なんですねぇ。
あくなき探究心というか、全身全霊をかけて絵に取り組んでるというか・・・。
下絵なしで修正することもなく絵を描き上げてるみたいで、描く前に全てが決まっているのか、描きながら決まっていくのかわかりませんが、全てが一発勝負みたいな世界で描いてるようですね。凄い集中力。まさに天才絵師ですね。
で、15:30ぐらいに入ったので空いていたのかもしれませんが、空いているとホントじっくりゆっくり見れて凄くよかったです。
京都国立博物館の空間の雰囲気がかなり気に入っております。
年間パスポートが3,100円で売ってるようで、これで特別展を6回無料で見れるようです。
これ、買おうかなぁ。
で、高瀬川沿い、面白そうなお店がいっぱいありました。
プロフィール

topcym

Author:topcym
1965(S40)年11月、大阪府吹田市の生まれ。現在は大阪府交野市に住む、中年サラリーマンのおっさんです。
趣味は、自転車とドラム。
自転車は「メタボやし、ちょっとは体を動かさんといかんなぁ」という一応、健康目的から2005年10月にクロスバイクを購入し、2009年06月にやっとこさロードバイクを購入しました。
ドラムは高校ぐらいから始めてるんでキャリアは長いですが、実力が全くついて来ずといった状況で現在に至っています。
ということで、趣味の自転車とかドラム(音楽)とかを中心にしながらも、特にそれらに拘らず、適当に思いついたことを書いていこうと思います。

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