Chick Corea / Three Quartets2014-08-03-Sun 11:36
Chick Corea / Three Quartets は1981年にリリースされたアルバムで、メンバーは以下。
ピアノ:チック・コリア
サックス:マイケル・ブレッカー
ベース:エディ・ゴメス
ドラム:スティーヴ・ガッド
1979年にも同じようなメンバーで Friends っていうアルバムがリリースされてます。
Three Quartets と違うのは、サックスがジョー・ファレルってとこだけですが、タイトルもジャケットも内容も可愛い感じのアルバムです。
それに比べ Three Quartets はサックスがブレッカーに変わっただけなんですが、内容は大違い。
かなり難解で、雰囲気はかなり重たくなって、テクニカルな感じの演奏になっています。
やっぱり、チック・コリア×マイケル・ブレッカーだとこういう感じになるべくしてなってるのかなぁ。
本当かどうかわかりませんが、どこかで聞いた話なんですが、ドラムのガッドはピアノの譜面を見て、ほぼ初見で叩いてるとのこと。
メンバーは当時最高のスタジオ・ミュージシャンなので、そういうことが当たり前に出来たのかもしれませんが、こんな決め事の多い難解な曲を、しかもピアノの譜面を初見で見てドラムを叩くなんてことが本当に出来るのかと思ったりします。
でも、当時のガッドは凄かったって話はいっぱいあって、あの Steely Dan / Aja をファースト・テイクで録り終えてしまったとか。あのドラムにうるさい Donald Fagen をファースト・テイクで納得させてしまったらしい。
当時のガッドは薬でヘロヘロになってたらしいのですが、スタジオでドラムを演奏する時になると感覚が研ぎ澄まされたような感じになってもの凄い演奏をしておったらしいです。
私のような凡人には理解し難い世界です。
まあ、凄い緊張を強いられる状況で録音をしていたんだと思うので、薬でもやらないとやってられなかったのかもしれません。
で、以下、前述のオリジナルメンバーで2003年に演奏されたものです。
このメンバーの中で最年少(1949年生まれ)のマイケル・ブレッカーだけが2007年に白血病のため57歳の若さで他界しています。
私的にはマイケル・ブレッカーは現代最高のテナー・サックス・プレーヤーだと思っていますので、彼がこんなに若く亡くなってしまったことは残念でなりません。
ジャズ、フュージョンだけでなく、ポップスでも本当に多くの名演奏を残した人なので、もっと長く生きて素晴らしい演奏を聴かせて欲しかったと思うのであります。
ピアノ:チック・コリア
サックス:マイケル・ブレッカー
ベース:エディ・ゴメス
ドラム:スティーヴ・ガッド
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1979年にも同じようなメンバーで Friends っていうアルバムがリリースされてます。
Three Quartets と違うのは、サックスがジョー・ファレルってとこだけですが、タイトルもジャケットも内容も可愛い感じのアルバムです。
![]() | フレンズ (1991/07/25) チック・コリア 商品詳細を見る |
それに比べ Three Quartets はサックスがブレッカーに変わっただけなんですが、内容は大違い。
かなり難解で、雰囲気はかなり重たくなって、テクニカルな感じの演奏になっています。
やっぱり、チック・コリア×マイケル・ブレッカーだとこういう感じになるべくしてなってるのかなぁ。
本当かどうかわかりませんが、どこかで聞いた話なんですが、ドラムのガッドはピアノの譜面を見て、ほぼ初見で叩いてるとのこと。
メンバーは当時最高のスタジオ・ミュージシャンなので、そういうことが当たり前に出来たのかもしれませんが、こんな決め事の多い難解な曲を、しかもピアノの譜面を初見で見てドラムを叩くなんてことが本当に出来るのかと思ったりします。
でも、当時のガッドは凄かったって話はいっぱいあって、あの Steely Dan / Aja をファースト・テイクで録り終えてしまったとか。あのドラムにうるさい Donald Fagen をファースト・テイクで納得させてしまったらしい。
当時のガッドは薬でヘロヘロになってたらしいのですが、スタジオでドラムを演奏する時になると感覚が研ぎ澄まされたような感じになってもの凄い演奏をしておったらしいです。
私のような凡人には理解し難い世界です。
まあ、凄い緊張を強いられる状況で録音をしていたんだと思うので、薬でもやらないとやってられなかったのかもしれません。
で、以下、前述のオリジナルメンバーで2003年に演奏されたものです。
このメンバーの中で最年少(1949年生まれ)のマイケル・ブレッカーだけが2007年に白血病のため57歳の若さで他界しています。
私的にはマイケル・ブレッカーは現代最高のテナー・サックス・プレーヤーだと思っていますので、彼がこんなに若く亡くなってしまったことは残念でなりません。
ジャズ、フュージョンだけでなく、ポップスでも本当に多くの名演奏を残した人なので、もっと長く生きて素晴らしい演奏を聴かせて欲しかったと思うのであります。
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