新日本風土記と新日本紀行
2012-03-11-Sun 20:29

以前もこのブログのどこかで書いた気がするのですが、ここのところ、NHK BSプレミアムの新日本風土記という番組がお気に入りです。

日本各地に伝わる伝統や風習、その土地で暮らす人々の姿などを映像で綴るいわゆる紀行番組です。

地方が衰退し、情報がすぐに伝わる世の中になって、土地それぞれの特色が薄れ、日本全体が均質化していくように感じる昨今ですが、この番組で地方の文化的独自性を目にすると、何だかホッとするというか、ちょっと救われたような気分になります。

で、この番組のテーマ曲の「あはがり」という曲がとてもいいんです。

奄美の島唄がベースになっていて、朝崎郁恵さんという島唄の超ベテランが奄美の方言で歌っているので、普通に聴いていると歌詞の内容は全くわかりません。
でも、歌詞の内容はわからなくても、メロディーがいいのか、声がいいのか、歌い方がいいのか、とにかく何だかグッとくる歌です。
※歌詞と標準語訳はこちらをどうぞ。




この新日本風土記という番組は、かつてNHK総合で放映されていた新日本紀行の後継にあたると思われます。

新日本紀行という番組は、1963年から1982年の18年半続いた日本初の本格的な紀行番組で、制作本数は計793本にもなるそうです。

私も新日本紀行については、父親が見ていたのを隣でしょうがなく見ていたという記憶が残っています。当時は「なんでこんな面白くない番組を見るんやろう」と子供心に思ってました。
今、私が新日本風土記を見ていると、子供達に「この番組、面白くないし、暗くない」と言われています。
子供にはこういう系統の番組は面白くないんでしょうね。

で、新日本紀行の番組の内容そのものについては全くといっていいほど記憶に残ってないのですが(当時は面白いと感じなかったから当然ですが)、そのテーマ曲だけは記憶に残ってます。

YouTubeで調べたら、あるんですねぇ。YouTube恐るべし。
この曲「祭りの笛」というタイトルで、冨田勲の作曲だったんですね。懐かしい!
この曲も今聴くと、結構いいんです。




しかし、「あはがり」にしても「祭りの笛」にしても、ちょっと検索したら出てくるネットの世界って凄いですねぇ。
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No title

topcymさん、こんばんは!
私も新日本紀行を面白くないと思いながら見ていた同世代です。
このテーマソングは何か胸を突くものが有って、高校の時に富田勲のレコードを買ったのですが、結局気に入ったのはこの曲だけでした。
肝心の番組は微かに所々覚えています。
上杉謙信の大群を異様な装束で太鼓を叩いて追い払った伝統芸能の編があってすっかり忘れていたのですが、去年能登半島の輪島を訪れた時に、ここの太鼓祭りのことを取り上げていたのか、と一辺に思い出しました。30年以上前の記憶が突然海底から浮かび上がるように思い出すことってあるものですね。

topcym>breezingさん

breezingさん、こんばんは。
breezingさんも、新日本紀行、面白くないと思ってらしたんですね。
若いときはあの手の番組って面白くないですよね。
でも、おっさんになったら興味深く見られるんですよね。
何ででしょうね?不思議ですね。
能登半島・輪島の太鼓祭りの件、不思議ですけど、何だかわかるような気がする話です。

70%くらい

私は70%くらい面白いと思いながら見ていた世代です(笑)。
改めて富田勲さんのテーマ曲を聴くとずいぶん厳かな曲ですね。
この曲はクラッシックに入るんでしょうね。
「あはがり」はしっとりと心に響きますね。
最近の新日本風土記は見ていませんので今度見てみますね。すっかりはまる年齢になっていること間違い無しですからきっとはまると思います。

RE:70%くらい

nikkokisugeさん、こんばんは。
おそらく、新日本風土記は気に入って頂けると思います。
こういう日本国内の紀行番組を見ていると、実際にその土地に行ってみたくなります。
海外だとすぐには行けそうにないですが、国内だと行けそうな気がしますから・・・。
美しい里山や棚田があったりしますしね。
70%くらい面白いって 面白い表現です。

新日本紀行

こんばんは、
富田勲のテーマ曲は重厚でとっても好きでしたね、油の乗ってる全盛期の曲だと思います。
富田さんの仕事部屋のスチールラックにいっぱい詰まれたアンプや機器の画像を思い出します。新日本風土記のほうは番組が始まる前にプレレビューをNHKで放送していたんですが、
テーマ曲の録音風景も紹介されてました。
朝崎郁恵さんという方はボクは知らなかったのですがこのときの第一印象はあまり良く無かったんですが 番組を見ているうちに だんだんと好きになってきました、ウチの家内と次男はいまだに好きになれないと言っております。

この番組が暗い印象を感じさせるのは地道な地方の生活と結びついた文化を紹介しているからかなと思います、深夜のTOKYOの 「眠らない街」の回も なかなか見てて重いものを感じました。
僕たちの日ごろの毎日の生活も思い返せば 仕事に追われながら溜め息を付いてる 自分が居て、そんなに毎日が明るい日々ばかりでもないような気がします。
うちに帰ってまたそんな日常を紹介する番組を見たくないと言う 若者の気持ちも解らないでもありませんね・・・。

No title

こんにちは。

冨田勲さんと言えば新日本紀行のテーマ曲
耳をすませばいつも郷愁を感じます。

そして新日本風土記
先週震災関連の番組が続いていたときに地上波で流れていたんですね。
その時冨田さんの曲とお国なまりの歌がうまく絡んで
更に曲の深みが増していた事を感じました。

RE:新日本紀行

ひろべ~さん、こんばんは。
冨田さんって、シンセサイザーをその黎明期から取り入れてはりましたよね。
当時のシンセって、今と違って凄く大きくて、凄く高価だったんだろうなと・・・。
朝崎郁恵さんの歌を好きになれない人がいるのは、わかる気がします。
私も元は沖縄音楽や島唄系は苦手だったのですが、「あはがり」がグッときたのは、吉俣良さんのアレンジの影響が大きいのかもしれません。
「この番組が暗い印象を感じさせるのは地道な地方の生活と結びついた文化を紹介しているから」というの、納得です。
新日本紀行はその傾向がもっと強かったような気がします。
人生や生活というのは、いつも楽しいことばかりではなくて、結構辛いことも沢山ありますよね。でも、そういう部分をリアルに描いているものの方が私にはしっくりきます。
楽しいことばかりとか、どこかの知事さんみたいに善悪二元論で白黒ハッキリとかいうのは、私にはちょっと抵抗がありまして・・・。

topcym>輪夢さん

輪夢さん、こんばんは。
震災の報道を見ても、新日本風土記等の国内の紀行番組を見ても、文化的にも経済的にも自立した健全な地方が必要だと思ってしまいます。
今の東京一極集中の日本ではイカンと思うのです。
文化的多様性って重要だと思います。
独自性の無い均質な地方なんて面白くないですよね。
なんか、変な文章になってしまいました。m(_ _)m
プロフィール

topcym

Author:topcym
1965(S40)年11月、大阪府吹田市の生まれ。現在は大阪府交野市に住む、中年サラリーマンのおっさんです。
趣味は、自転車とドラム。
自転車は「メタボやし、ちょっとは体を動かさんといかんなぁ」という一応、健康目的から2005年10月にクロスバイクを購入し、2009年06月にやっとこさロードバイクを購入しました。
ドラムは高校ぐらいから始めてるんでキャリアは長いですが、実力が全くついて来ずといった状況で現在に至っています。
ということで、趣味の自転車とかドラム(音楽)とかを中心にしながらも、特にそれらに拘らず、適当に思いついたことを書いていこうと思います。

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