Tony Williams
2011-02-12-Sat 21:51

Tony Williams、天才肌のドラマー。

1963年、若干17才でMiles Davisのバンドに参加し、1969年まで在籍。
このMiles Davisのバンドは、いわゆる「黄金のクインテット」と呼ばれ、Herbie Hancock、Wayne Shorter、Ron Carterも在籍していました。

このMilesバンドの頃のTony Williamsは、超高速のシンバルレガートと、インテンポではないフリーなドラムソロという印象が強く、確かに凄いのですが、私には演奏が鋭角的過ぎてちょっとヘビーでした。

ロックに傾倒しAllan Holdsworthと共にLifetimeをやっていた頃のTony Williamsの演奏はというと、嫌いではないのですが、ロックにしてはなんか妙にジャズ的でもっさりしている部分もあって若干、違和感もありました。

じゃあ、どのあたりのTony Williamsがピタッとくるのか言われると、ちょっとピンポイント過ぎるかもしれませんが、Hank JonesとGreat Jazz Trioをやってる時の、Moose the Moocheの演奏が好きです。

以下、YouTubeより、そのMoose the Moocheの演奏です。止まったままのジャケットの画像ですが・・・。
中盤あたりからのドラムソロ、カッコええです。
速くて美しいシングルストローク、強力で且つ凄いスピードのバスドラム、ホント、独特のドラムソロです。




私がTony Williamsというドラマーを強く意識するようになったのは、東原力哉というドラマーの演奏を生で見たところからです。
東原力哉はTony Williamsから極めて強い影響を受けていて、Tony Williamsとそっくりの演奏をしたりする訳です。私が学生の頃に京都とかのライブハウスで見たときは、ドラムセットもTony Williamsとほぼ同じ構成、同じ色(黄色)のセットでした。(今でもあまり変わってないかもしれません)
このTony Williamsのドラムセットの構成というのは、Jazzにしては極めて大型のセットでして、バスドラムはハードロック並みの24インチで、更に14、16、18インチの3つのフロアタムまで配置するという全体的に低音重視のセットです。
通常、Jazzのバスドラムは18インチが多かったので、24インチなどというのは規格外の大きさといった感じです。
Tony WilliamsもMilesバンドの頃は通常の大きさのセットを使っていましたが、恐らくロックに傾倒したあたりからセットが巨大化していき、その後、Jazzをやるときもこの大型セットをそのまま使うようになっていったんだと思います。
この大型のドラムセットの音が、あまりに特徴的で、そうでなくても独特なTony Williamsのドラミングを更に際立たせることになっています。

このTony Williamsも、1997年、51歳という若さで心臓発作により他界してしまいました。
デビューも17歳と早かったですが、亡くなるのも早すぎますね。
JAZZの世界を疾走していった天才ドラマーでした。


で、やっぱり動くTony Williamsもあったほうがいいと思い、以下を貼り付けておきます。




また、Tony Williamsのコピー的なドラミングをする東原力哉という人はこんな感じです。
中盤以降で思いっきりドラムソロを叩いてます。
私が学生の頃は、この人、髪の毛はフサフサしてましたし、一時は腰まであるロングヘアーでしたが、現在はこのとおりです。そこに時間の経過を感じずにはおれません。


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力さん凄い!

いやぁ~、東原力哉さんのドラム凄い迫力ですね!聞き惚れました。というかこのパワーにずんずん引き込まれました。生でライブハウスで聴いていたらドラムの音のシャワーを浴びているような爽快感を感じるでしょうね。これは間違いなくあっちに行きますね。
しばらく音楽には遠ざかっていますが、久しぶりにライブハウスに行ってみたくなりましたよ。ブルーノートやビルボードジャパンはちょっと大きすぎます。小さなライブハウスで聴きたいです。

RE:力さん凄い!

nikkokisugeさん、こんばんは。
凄いでしょう、この人。気に入って頂けました?
とにかくテクニックは凄いです。極めて基礎的な技を物凄いスピードでやるもんですから、極めて基礎的な技が物凄い技に昇華してしまうんですよね。
この動画でもありましたが、右手(タム)と右足(バスドラム)を物凄いスピードで交互に動かして、まるで左右両手を交互に動かしているようなフレーズを叩きます。(元はTony Williamsの技です)
これって、やってみてもらったわかりますが、そう簡単に出来るもんではありません。
この人、若いときからメチャクチャ練習するらしいです。
見ての通り、人柄も極めて豪快。
中卒で単身高松から大阪に出てきて、超叩き上げでプロになった人なので、根性が違います。
日本にはこの人みたいなスタイルのドラマーはほとんど存在しないと思います。
この人の生の演奏を聴かれたら、ちょっとドラムという楽器に対するイメージが変わるかもしれません。

No title

Tony Williamsも力哉さんもスゲーです。しかしこういう間近な距離で演奏を楽しめるライブハウスも減ってしまいましたねえ。大阪もまともなハコはほとんど潰れてしまったし。それも時代の流れですかねえ。

topcym>mucho66さん

mucho66さん、こんばんは。
ライブハウス、減りましたねぇ。
大阪のバーボンハウス、バナナホール、バラード といったメジャーなところはみんな潰れましたね。(これらは全部、梅田界隈にありました)
京都は、磔磔や拾得といった超老舗はまだ残ってますけどね。
まあ、時代なんでしょうね。
iPodとかに象徴されるように、音楽を聴くことが簡単で安価になり過ぎたような気がします。
高い金を払って、わざわざ出向いて、ライブなんて見ないんですよ、恐らく。
家でPCの前に居たら、生の臨場感以外、ほとんど全部そろうんでね。
やっぱり、きっと時代ですわ。
プロフィール

topcym

Author:topcym
1965(S40)年11月、大阪府吹田市の生まれ。現在は大阪府交野市に住む、中年サラリーマンのおっさんです。
趣味は、自転車とドラム。
自転車は「メタボやし、ちょっとは体を動かさんといかんなぁ」という一応、健康目的から2005年10月にクロスバイクを購入し、2009年06月にやっとこさロードバイクを購入しました。
ドラムは高校ぐらいから始めてるんでキャリアは長いですが、実力が全くついて来ずといった状況で現在に至っています。
ということで、趣味の自転車とかドラム(音楽)とかを中心にしながらも、特にそれらに拘らず、適当に思いついたことを書いていこうと思います。

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