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Bill Evansのドキュメンタリー映画
2019-05-08-Wed 01:15

4/27(土)、ビル・エヴァンス師匠のドキュメンタリー映画を名古屋の名演小劇場ってミニシアターで観てきました。

映画を観るために初めて前売り券というものを買いました。
えらい安かった・・・。
めっちゃビル・エヴァンスな写真。

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京都は5月、大阪は6月から始まるんですが、名古屋は東京と同じく4/27(土)からスタートするのと、とても気になっていた名演小劇場というミニシアターで上映されるので、GWの初日は名古屋に留まってこの映画を観ることにしました。
しかし、名演小劇場というネーミングがええわぁ・・・。

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やっぱりポスターもピアノの前でひれ伏すようなエヴァンスを象徴するような写真です。

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ここ数年で観た音楽系映画の中では一番良い内容でした。(というか他の音楽系映画が結構酷かったりする)
84分と短めの映画ですが内容は相当に濃いです。
既存の映像や写真を切り貼りしただけの映画と評する人もいますが、エヴァンス師匠を一気に且つそれなりに網羅的に把握するにはよい映画だと思います。

で、この映画を観てやっぱりこの人は特別なピアニストなんやなぁと・・・。
後世のピアニストに与えた影響は絶大。
ジャズにありがちな饒舌に弾きまくるタイプではなく、音数も多くなく音をよく吟味してチョイスしてる感じと言いますか・・・。
そういうスタイルがやっぱり革新的だったのかなぁ・・・。
まあ、モード奏法とか難しいことはようわかりませんが・・・。

で、この人も薬でボロボロに・・・。
ヘロインから始まって、最後はコカインだったみたいです。
以前見たDVDでは、薬のせいで歯が抜けたりしてて、あの端正な顔と不釣り合いな口元だったりしてました。
結局、薬のせいで51歳という若さで亡くなってます。

相棒のベーシストのスコット・ラファローが25歳で交通事故死、内縁の妻エレインは自分の浮気が原因でニューヨークの地下鉄に身を投げて自殺、非常に仲の良かった兄ハリーは拳銃で頭を撃ち抜いて自殺と、深い人間関係のあった人々の死も薬にどっぷりはまってしまった一因だったのかもしれません。

この映画を観て、
ウォーレン・バーンハートが関係者としてコメントしてたのはちょっと意外でした。
マーク・ジョンソンが最後のトリオのベーシストであったこととか完全に忘れてました。
そんでもって、マイルスはやっぱり偉大なんやなぁと再認識しました。

最後にエヴァンスの書いた「Blue in Green」をば。
静かでしみじみと美しい曲です。
しかし、これ60年も前の音楽なんやぁ・・・。




こっちは同曲のマイルスのバージョン。「Kind of Blue」という歴史的名盤より。
ピアノは当然エヴァンスです。

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もう公開されてるんですね

この映画、製作されてることは知ってましたがもう公開されてるんですね。東京は映画館もミニシアターもたくさんあるんですが、会社が辺鄙なとこにあるんで、会社帰りに映画を見に行くんは結構辛かったりします。特にミニシアター系は渋谷とか恵比寿みたいなところに集中してて、帰社ついでというにはちょっと遠いです。その点、大阪とか名古屋の方がコンパクトで動きやすいですね。
ビル・エヴァンスは私も好きなピアニストなんですが、初期の方しか良く知らないので映画でキャッチアップしたいと思ってます。

RE:もう公開されてるんですね

mucho966さん、こんばんは。
もう公開されてます。なかなか面白い映画ですよ。
私も初期の名盤を中心に聴いてましたんで、中期、後期はあまり知らないのです。
特に中期はベースがエディ・ゴメスで、この人のベースがどうも好きになれないので、ほとんど聴いてません。
で、名古屋の区内で暮らすのはホント便利でいいですわ。
いろんなものがこじんまりとまとまって配置されてるんで助かってます。
浄心からだと、名駅も栄も伏見もママチャリで30分以内で着きますので・・・。
で、この3ヶ所に映画館だけでなく、いろんなものが集中してるんで、雨さえ降らなければママチャリでどこにでも行けます。
名古屋は住むにはホントいいところだと思います。

観てきましたよ!

topcymさんとむーちょさんのオススメとあらば行かねばの と行ってきました。
渋谷のUPLINKというミニシアターです。ミニシアターの極めつけと思うほどにミニシアターでした(笑)
客席が58で段々の可動式の席でいつでも撤去できてライブも出来るような感じでした。実際スクリーンの横ににはピアノが置いてありました。 でも椅子は固くなくお尻が痛くなることはありませんでした。
映画ですが、切り貼りの印象は否めませんでした。それはドキュメンタリーの宿命と言ってもいいので、致命的なダメージではありません。
ビル・エヴァンスは最初の頃の端正なミュージシャンのイメージしかなく、最後の髪を伸ばし、髭を伸ばしの姿にはびっくりです。ましてや「ハワイの旅行者のような服装」には、ちょっとクスリとしました。
ジャズの世界も1960~70年代に卓越した才能の持ち主が出尽くした感じですね。なんと豪華なメンバーで組んでいたことか!
そして、こんなにも多くの名曲をビル・エヴァンスは作っていたのかと改めて知ることが出来ました。
インタビューの中で誰が言っていたのか忘れましたが、テンポアップには誰でも弾けるけれど、スローな曲ほど真価が問われる、ビル・エヴァンスはその点最高だった。
まさしくそうだなと思いました。

RE:観てきましたよ!

キスゲさん、こんばんは。
観てこられましたかぁ~。
東京にもそんな小さなミニシアターがあるんですね。
名古屋駅そばのシネマスコーレがちょうどそれぐらいの大きさでした。
相当に小さいですよね。
東京だったらもっと大きな映画館でも興行として成り立つような気もするのですが・・・。
私の中では初期の端正できっちりした服装のエヴァンスも、後期の長髪髭面のエヴァンスも、どっちも違和感はありません。どっちの写真もよく見ていたので・・・。
前期、中期、後期のどのエヴァンストリオが良いかと言われると難しいですが、ベースに関して言うと私は前期のスコット・ラファローより、後期のマーク・ジョンソンの方が好きかもしれません。
一般的にはラファローの評価が高いですが・・・。若くして亡くなったので神格化されているような部分もあるかもしれません。そういうミュージシャン多いですよね。
ジミヘンも、オーティス・レディングも、ボンゾも・・・。
で、一貫して言えるのは、どの時期であっても、キスゲさんも書いてらっしゃるようにエヴァンスの真骨頂はスローで抑制的な曲で発揮されるように思います。
多く弾かず間が凄く雄弁と言いますか・・・。
こういう部分は本当に稀有なピアニストだと思います。
プロフィール

topcym

Author:topcym
1965(S40)年11月、大阪府吹田市の生まれ。現在は大阪府交野市に住む、中年サラリーマンのおっさんです。
趣味は、自転車とドラム。
自転車は「メタボやし、ちょっとは体を動かさんといかんなぁ」という一応、健康目的から2005年10月にクロスバイクを購入し、2009年06月にやっとこさロードバイクを購入しました。
ドラムは高校ぐらいから始めてるんでキャリアは長いですが、実力が全くついて来ずといった状況で現在に至っています。
ということで、趣味の自転車とかドラム(音楽)とかを中心にしながらも、特にそれらに拘らず、適当に思いついたことを書いていこうと思います。

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